作家インタビュー

作曲家を目指す人にメッセージ

プロの作曲家になって生活するのは難しい部分もあると思います。学生に教えていた頃はダブルキャリア、あるいはマルチキャリアを勧めていました。
例えば音大で勉強してもすぐに作曲家にはなれない訳で、学校で勉強したことは、それはそれとしてとっておいて、卒業したら安定した職業に就く。しかもそれには条件があって、毎日が残業で疲れて、帰ってきたら何も出来なくて寝るしかなくなるようではダメなんですけど、アフターファイブにある程度の余裕があって、土日はちゃんと休めて作曲が出来る環境を獲得して、作曲家として活動していくという形です。
これは作曲だけでなく、他の専門職にも言えることです。そうやって成功した卒業生もいます。こういったケースは男性よりも女性がうまくいくことが多いようです。会社の仕事とうまく折合いをつけながら、作曲もしてテレビドラマの主題歌に採用された事例もあります。しかも配信でベスト10に入りました。その卒業生はダブルキャリアをうまくやりましたね。
フリーランスで頑張る方法もありますけど、最初はなかなか厳しいと思います。

取材日:2018年12月3日
日本テレビ音楽にて
聞き手:高島幹雄

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